Golden Puppy・1

040802



あと2週間弱でゴールデンがやってくる!

自分の犬が欲しいと思ったのはこの春のこと。
犬の訓練に携わるようになってから ずっと
「いつかゴールデンと暮らしたい」と思ってたけど
こんなにすぐに迎えることになったのにはいくつかの理由があります。

まずは気持ちの変化…
わたしが1年ほど前から訓練のお手伝いしてるわんこ
サービスドッグ候補のハニーちゃん。
去年はどうしようもない子だったけど(笑)かなりよくなった。
そんなハニーちゃんに オーナーさんは
服従の競技会(CD)に出してみたいと言い始めた…
タイトルは取れなくてもいいから、経験としてやってみたいとのこと。
ハンドラーはもちろんわたし。
ハニーは、慣れた場所でならテスト内容はすべて上手にできる。
でも新しい場所に行ったり 知らない人、犬がいると
手のつけようもないほど興奮してコマンドどころじゃなくなるのだ!
それもこの1年間の訓練でかなりマシになったけど
競技会ではオフリーシュでのテストもある。
大興奮して駆け回り、リングを出て行ってしまう姿が目に浮かぶ…
でもまあオーナーさんの希望だし、タイトルを取れなくてもいいのなら
わたしにもいい経験になるし、と引き受けたのでした。
結果は、予想通り^^; 
リングの入り口にいた人たちが止めてくれたから大脱走は免れたけど
普段のあの素晴らしい動きは何!?ってくらい
オンリーシュでのヒール(側について歩く)もロクにできない。
オフリーシュなんてもう…笑 とにかく散々の結果でした。

恥ずかしくて情けなかったのはハニーのことじゃない。
だってわたしは1年前のハニーを知ってるから
あの頃に比べたら本当に目を見張るような変化があるから。
男の人に唸ったり、他の犬を見ればケンカを吹っかけたり
一歩家から外に出たらコマンドなんて耳に入らなかったり
サービスドッグになんて絶対絶対なれない!と言い聞かせたこともあったのに(笑)
今では知らない人や犬に会っても思わずリードを強く握ることもなくなったし
外でもコントロールできなくて困ることはなくなった。
犬だらけ・人だらけの競技会場でも自分の番以外はおとなしく伏せていたし
何よりもオーナーさんがハニーの変化にとても喜んでいるから…
今ではレストランやドクターに連れて行っても安心していられるそうです。
そんなハニーの変わりようはわたしもとても満足している。
あの競技会の結果でわたしがガッカリしたのは
まるで自分の今までの訓練が間違っていたように感じられたせい。
ハニーは生後5ヶ月ごろ今のオーナーさんのところへ来るまで
とてもひどい環境に置かれていたそうです。
ハニーを溺愛するオーナーさんも障害を持った方なので
そう簡単にハニーを色んなところへ連れ出したり訓練することもできず
ハニーは3歳のときわたしたちと出会うまで
サービスドッグになるための満足な訓練を受けられずにいたのでした。
(アメリカでは自分の犬を介助犬などに訓練して資格を取らせることができます。
施設を通して介助犬をもらう場合10年近く待つ必要があるので
ハニーのオーナーさんは自分で訓練する方法を選んだのでした)
だからハニーが他の犬に比べてうまくできないのは当然。
でもまだ1年ちょっととはいえ訓練を学んでいる者としては
今回のことで自分は本当はどこまでできるのか…という疑問が浮かんできたのです。

子犬から自分で育ててみたい。
そんな気持ちが強まりました。

(続く…)

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