Tioの歯 修復手術

突然ですが、本日Tioの歯の手術をしてきました





セカンドオピニオンを求めて、別の病院へ
昨日は睦月の病院で午前は行けなかったこと、
日曜の午後は休診だったことから、今日になりました
たまたま「今週の月曜は休もう」と思ってたのですが
なんというタイミングの良さ(?)





市内にある別の病院
ココも歯の治療に詳しそうだったので連れて行ったのですが、
もっと詳しい先生がいらっしゃるということで
隣県の病院を紹介していただきました
丁寧に話を聞いてくださり、隣県の先生にもその場で電話してくれて
私にも電話を代わってお話させていただきました
わりと長時間お邪魔してしまったというのに
カルテ作成代のみで、申し訳ないくらいでした
ご親切に、ありがとうございます!!



その足で急遽紹介いただいた病院へ
高速乗ってから30分くらい
睦月の病院と比べると、近い近い♪

先生はまず、欠けた歯の赤い部分を
尖った器具でちょっとこするようにしました
1ヶ所目の病院では、似たような器具で突っついたら嫌がったのですが
今回は痛がるそぶりもなく、もちろん出血もなく・・・
どうやらかろうじて歯髄は露出をまぬかれており、
薄~~い膜でなんとか保護されている状態
もしも露髄していたら、食べたり飲んだりするだけで出血するし
さっきのようにちょっとこすっただけでも出血するそうです

そして、この「露髄していない」ということは本当にラッキーなこと!
もし歯髄が出てしまっていたら、あっという間にばい菌が入り込んで
神経を伝って歯根→骨まで進んでいってしまうのです
そうならないように、抜歯するか 抜髄といって歯髄を抜く処置をしなければなりません
抜髄処置というのは、いわゆる「神経を抜く」処置で
エナメル質の下にある象牙質は歯髄から栄養をもらっているため、
人間だと歯が死んでしまって変色したり虫歯になりやすくなります
犬の場合、虫歯はほとんどないのですが
弱くなってしまったり、根管に炎症や壊死が起きてしまうことがあり、
継続的な検査が必要となるようです

レントゲンでは、歯髄の少なさがよく分かりました
年齢とともに少なくなるそうです
このこともラッキーの要因で、もっと若い子だったら
歯髄がより表面に近い部分まであるので
簡単に露髄してしまっていたとのこと
年をとるのも、悪いことばかりじゃないんですね~

抜歯に関しては、最初の病院でも言われたとおり
論文上では抜歯後の悪影響というのは特に発表がないそうです
ただ、人間では 入れ歯の人と自分の歯の人では
後の健康状態に差が出るという統計データもあるので
犬に何も影響がないかというと、疑問です
(研究が進んでいないだけで、実は・・・ということもありえる)
そういう部分を心配していたので、今回詳しいお話が聞けて納得できました

さらに抜歯に関して言えば、
ドッグフードであれば丸呑みするので
歯をすべて抜いたとしても犬は問題なく食べられるけど
Tioのように肉や骨を食べさせる場合、やはり歯は必要
(肉は丸呑みできるサイズにしてるけど・・・)
特に、今回欠けてしまった歯は肉や骨を切り裂くための歯なので
Tioにとってはとても大切なものなのです

安易に抜歯という選択をしなくて本当に良かった・・・



さて、かろうじて歯髄が守られていたラッキーなTioくんは
その場で病院お預かりとなりました
(私と一緒に帰ろうと必死でしたが・・・)
いつ歯髄が露出してしまってもおかしくない状態のため、
緊急手術ということで、優先的にしていただけることに
(Tioのために避妊・去勢手術が延期になったであろうワンちゃんと飼主さん
ご迷惑をおかけして申し訳ありません ありがとうございました!)

3時頃お電話いただき、無事終わったとのこと
事前の血液検査では、血小板が若干少なかったけど
手術には問題ない程度だったようです
昔からそうなんだよね・・・何か改善できないかなー?
問題の歯の修復をして、全体的に歯石除去もしてもらいました
歯周病などの疑いもまったくなかったそうです♪
麻酔の効きも覚醒も異常なしで、
お電話いただいたときには、すでに麻酔から覚めかけていたそうな




6時過ぎにお迎えに行きました
歯は、このとおり!

120903_T1
お見事☆


遠目ではまったく分かりません
表面にレジンというかぶせをボンドで貼り付けてあるのですが、
簡単にははがれないように、微妙な角度をつけています
そして境目などまったく分からない、滑らかな手触り!
もうもう、素晴らしいの一言に尽きます!





セカンドオピニオンを求めて、本当に本当によかった!
抜かなくてもいい歯や歯髄を抜いてしまうところだった・・・
紹介していただいた先生と、処置をしていただいた先生には
感謝の気持ちでいっぱいです^^




最初の病院も、普通の獣医さんよりは歯に詳しいのだと思います
今回はたまたま、私がその場で何か引っかかってしまったので
別の意見を求めることになり、結果的に別の方にお願いすることになりました
今回身をもって感じたのは、犬の歯の異変は簡単に考えてはいけないということ
そして、犬の歯科医療を満足にできる獣医さんはとても少なく、
必要な設備が整った病院も少ないのだということ
また、技術的に歯を残す処置ができない→「抜歯しかありません」という獣医さんも
決して少なくないということ(これはネットでの情報です)

人間の医者のように科が分かれているわけではない動物病院なので
それぞれ得手不得手があるのだと思います
「違う先生なら救えたのに・・・」なんてことを避けたくて
私はつい病院ジプシーをしてしまうのです





今回は、他にもいろいろと考えたことがありますが
とりあえずTioが無事戻ってきて
歯も、これまでとほとんど同じように使うことができるので
ホッとしています


120903_T2
ありがとねTioくん

ごめんね




Comment 4

2012.09.03
Mon
22:55

ミント&ヴィヴィママ  

Re: Tioの歯 修復手術

Tio君、無事に手術を終えて良かったですね!
それにしても希さんの熱心な研究と決心に脱帽(#^.^#)

確かに犬の歯は歯石などから来る雑菌で
ひどいと頬の皮膚が溶けて穴が空くほどになると聞きます。
それが歯髄にバイキンが入ったら骨が溶けて大変な事になると想像できます。
早く良い方向で済んで良かったです!!


2012/09/03 (Mon) 22:55 | EDIT | REPLY |   
2012.09.04
Tue
20:58

きなこ  

Re: Tioの歯 修復手術

Tio君、お疲れ様でした!
無事に、歯が維持できてよかったです^0^
一緒に帰ろうとするTio君のなんといじらしいこと^^;
きっとすごく不安だったでしょうね
でも、これで安心(*^。^*)
これからも美味しいものたくさん食べてね~^^

2012/09/04 (Tue) 20:58 | REPLY |   
2012.09.04
Tue
23:12

希  

Re: Re: Tioの歯 修復手術

ミント&ヴィヴィママさん

Tio、がんばってきてくれました~
私のせいでかわいそうなことになってしまいましたが
今回の経験から学んだことがものすごくたくさんありました。

そうそう、ひどいケースでは骨にまで及ぶんですよね・・・
歯石、侮ってはいけません。
麻酔は、昔よりずっと安全になっているので
麻酔の心配をして歯石を溜めるのはナンセンスだと思いました。
(今回は歯石の問題ではありませんが)

歯は大事ですね・・・
それと同じくらい、病院選びも大事です。
本当に、良い先生にめぐり合えてラッキーでした!

2012/09/04 (Tue) 23:12 | REPLY |   
2012.09.04
Tue
23:19

希  

Re: Re: Tioの歯 修復手術

きなこさん

ホントに、抜かずに済んでよかったです!
一歩間違えたら、取り返しのつかないことになってました…

Tio、初めての病院にまさか置いてきぼりにされるとは
予想外だったようです^^;
でも先生方の手を煩わせることなく、いいコでいてくれました。
まだちょっとお疲れですが、食欲はいつもどおりなので、
すぐに回復すると思います^^

2012/09/04 (Tue) 23:19 | REPLY |   

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