歯の健康について

今回Tioの歯が欠けてしまい、手術となったことで
本当に様々なことを考えさせられました
昨日、長々と書いたけれど書ききれないくらいのことを・・・


「歯を強くするために、硬いものを噛ませる」というのは
明らかな誤りだということは、自分でも分かっていました
顎は強くなるけど、歯は強くなりません
でも、硬いものを噛ませることで逆に「歯が弱くなる」なんて・・・

昨日の獣医さんから、ミッチリと1時間半もかけて説明していただきました
(手術前の時間を合わせると3時間近くになるかも^^;)
本やネットでも調べられますが、私が理解したことを整理するためにも
書いてみようと思います(100%正しく理解できていないかもしれません)

歯は、まず表面にエナメル質、つぎに象牙質、その中に歯髄(神経)があります
歯髄から象牙質の中に栄養や水分を供給することで、歯をみずみずしくしなやかに保ちます
歯髄の中には象牙芽細胞というものがあり、歯に刺激を受けると象牙質を形成します
つまり、硬いものを噛むと その刺激により象牙質が増える=歯髄が減少するということ
象牙質の体積が大きい歯は、硬いけれど割れやすい歯となります
若く青い竹はみずみずしくしなるけど、古く茶色い竹は硬く割れやすいのと同じです
(先生の分かりやすいたとえ話)

Tioの歯髄が少なかった、ということを昨日書きました
年齢とともに減ってくるそうですが、Tioの場合それだけではなく
おそらく硬いものをよく噛んでいたことも影響しているかもしれません(私の見解)
ヒヅメだけでなく、大きな硬い骨もあげたことがありますから・・・
頻度としては、ヒヅメは平均して1~2週間に一度
(数週間あげないときもあれば、連日あげることもあった)
大きな硬い骨は、年に1、2度でしょうか
Tioの歯は、全体的に非常に磨耗しているとのことでした
神経が見えるほどではなく、今のところそのままでも問題はないそうですが
これ以上磨耗するようなものは齧らせないほうがよさそうです

Tioはほぼ毎日手羽先を6本ほど食べていますが、これはたいして影響ないと思います
なぜなら、手羽先の骨は非常にもろく、
Tioの顎の力であれば軽く噛むだけで砕ける上、1本食べるのに3、4回しか噛まないからです
しかしこれも個人的見解に過ぎませんし
今後は本数や頻度を減らすことも考えています
Tioが手羽先をすごく好きなことと、骨髄を含めて摂取させたいことから
今後二度とあげないといったことは、いまのところ考えていません



歯髄というのは非常に重要であり、優れた再生能力を備えているもので、
先生としてはほんの数ミリでもいいから残したいほどだそうです
人間では、歯髄細胞からあらゆる臓器を再生させることができるということで
歯髄細胞バンクといったものも存在するような、すばらしい細胞なんです
残念ながら、歯科治療に秀でた獣医師が少なく、
普通の動物病院では、歯髄を守りながら残す処置ができないために
「抜歯するしかない」と言われてしまうことが多いそうです
もちろん、歯の状態によっては抜歯が最善の場合もあると思います
でもTioのように、歯髄が無傷のまま生きている状態であるにもかかわらず
「処置ができないから抜きましょう」というのは、いかがなものでしょうか・・・

もしも犬の歯が欠けたり割れたりしてしまったら、
一刻も早く「歯科治療に詳しい」獣医さんへ連れて行くことをお勧めします
歯髄が露出していた場合でも、24時間以内であれば歯髄を残せることが多いようです
時間が経てば経つほど、歯髄を残せる可能性は低くなってしまいます
かかりつけじゃなくても、多少遠くても、歯科治療の腕のいい先生を選ぶことが大事です
今回お世話になったのは「日本小動物歯科研究会」のレベル4認定獣医師でした


ヒヅメや硬いオモチャは、やはり与えないほうがいいと思います
飼い主さんの考え方次第ですが・・・私自身、リスクをある程度知った上で与えていて
こんなことになってしまったので、あまりエラそうなことは言えないのですが・・・
歯みがき効果をねらうのであれば、毎日歯みがきすることが一番です
(ヒヅメでは、歯周ポケットに入った歯石まで取れないし)

また、フリスビーをする犬には特に歯の損傷が多いそうなので
頻繁にチェックしてあげて、少しでも気になったらすぐ診てもらってください


3、4歳になると、ほとんどの犬が歯周病になっているそうです
(毎日歯みがきしてもらってる子ならだいじょうぶかも?)
Tioはほとんど歯みがきしていなかったにもかかわらず、
8歳なのに若干の歯石だけで歯周病がなく、先生にほめていただきました
毎食後、軽く(本当に軽く!)歯を拭いているからかもしれません
今回、すべての歯石を除去してもらったので
毎日歯みがきすることを続けていきます

ちなみに、コットンなどで拭くだけだと表面の汚れは取れるけど、
問題は歯周ポケットの歯石なので、そこに溜まらないようにするには
歯ブラシでかき出さなければなりません
実際Tioも、毎食後拭いてたから表面は綺麗でしたが
根元の方に歯石が若干ついていました
歯周病にはなっていなかったので、何もしないよりはマシということかな?




「歯は大事」とはいうものの、実際あまり重要視していなかった私・・・
今回、ギリギリのところで歯を失わずに済みましたが
Tioにはかわいそうな思いをさせてしまいました
せめて、この経験から学んだことを忘れないようにして
ヨボヨボおじーちゃんワンコになっても自分の歯で食べられるように
大切なTioの大切な歯を守っていきます










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