僧帽弁閉鎖不全症
フィラリアの検査のために病院へ行きました
予防接種の前に、心音を聞いた先生が
「雑音がありますね…」と一言
詳しい検査の結果、
僧帽弁閉鎖不全症という診断がつきました
左心房と左心室との間の弁の機能が落ちて、
血液が逆流してしまう心臓病です
加齢とともに発生しやすく、
犬の心臓病の大半を占めるものらしい
大型犬ではほとんどないようで、
ネットでも見つからない…
6ステージの内、Tioは現在ステージ2で
ごく初期の段階で気づいてもらえたようです
(ステージ1で見つかることは滅多にないそうな)
逆流する血液量もまだ少なく、
左心房の腫れもわずかでした
咳など、目に見える症状はないけど
去年から疲れやすくなっていたのは
そのためだったのかも…
お薬をいただいてきました
これから毎日、朝晩飲まなければなりません
この病気は治るものではなく、
悪化スピードをお薬で緩やかにしながら
生涯付き合っていくものです
お薬を飲みながら何年も無症状で過ごし、
寿命を迎える犬も少なくないそうです
狂犬病予防接種は
今年から免除になりました
来月10歳になるTio
加齢が原因での病気が見つかったこと自体は
淋しいけど素直に受け入れられます
でも
川で、雪で遊ぶのが大好きなTio
棒投げもレーザーポインターも
もう思う存分できないんだ…
そう考えるとどうしても涙が出てしまいます
先生は「激しい運動は控えた方がいいけど
この子の精神面も考慮してあげたいですね」
と言ってくれました
Tio
川へ行けばすごく喜ぶけど
連れていかなければそれでもいいの?
それとも(川遊びしたいなぁ…)って
思ってたりするの?
お散歩には行けるけど
広場へ着くと「棒投げて!」って期待するよね
棒遊びできなかったら
残念に思うの?
今はまだ心がついていかないし
情報不足でもあるから
少しずつ、正確な知識を蓄えて
Tioの様子と照らし合わせながら
心臓への負担が少ない中でも
Tioが楽しめる方法を探していこうと思います
聞き分けのいいTioだから
きっと理解してくれる
きっと
また新しい楽しみを見つけられるよね