馴れ初め Tio編

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Tioは、2004年8月にやってきた。
アメリカでの生活も残り1年を切っていて、
日本に連れて帰るつもりでのお迎え。
日本で納得のいくブリーダーを探す自信がなかったため
移動や検疫のリスクを考慮しても
どうしてもアメリカで迎えたかったから。

Tioと初めて出会ったのは7月22日、生後1ヶ月のとき。
毛色の薄いゴールデンの男の子って決めていた。
ゴールデンって以前は特に興味がなかったの。どこにでもいるでしょ。
でも実際に何十頭ものゴールデンと触れ合うことになったら
その魅力にとりつかれてしまった。
ブリーダーを選び、その中からまた子犬を吟味して
やってきたのがこの子…大正解♪
自分の子だからっていうのもモチロンだけど
こんなに素直で優しい犬は他に知らない。

今思うと、子犬育てには本当にいい環境だったな。
その頃わたしは、犬の訓練士さんの元でアルバイトをしていて
すでにたくさんの犬を受け持っていた。
訓練所はドッグホテルも兼ねていて、大きな犬舎があったから
仕事に行くときはいつもTioを連れて行けた。
わたしの仕事中、Tioは運動場を駆け回り
他のワンコたちとフェンス越しに挨拶して
運動場のお掃除のときには、ボールを投げてあげたりした。
そして仕事が終わったら、Tioの訓練で上手くいかないところを
ときどき訓練士さんに教えてもらったりした。
帰りには、訓練所近くに住むファミリーの家へ。
そこの人たちやワンコたちと遊んで、広い裏庭をかくれんぼしながら散歩して
わたしたちがおいしい夕飯を食べる間 Tioはしあわせそうに足元で眠っていた。
もちろんアパートでも常に一緒。ひとりでもいられるようにと
お留守番の訓練はしたし、寝るときは別部屋のクレート内だったけど。

帰国して両親と住むようになった。
わたしも、Tioを連れては行けない職場で働くことになった。
Tioと過ごす時間がぐっと減ったことを、今もとても悲しく思う。。
残業や付き合いを最低限に抑えても、半日は離れなければならなくて
Tioたちとの時間が何よりも大事なわたしにとっては
その半日がとてももったいなく感じる。
この子たちを養うためと言い聞かせているけれど。
いつかは、この子たちとずっと一緒にいられるような生活がしたいな。