診察結果

0602-1

ほらほら、座ってるでしょ♪
耳は撮影のために戻しました。
普段は裏返ってる状態。


ようやく週末。
仕事に復帰してからの3日がとても長かった。
お昼休みに家に電話を入れて、
睦月を見ていてくれる両親に様子を聞く。
心配する必要がないほど元気だったようで、一安心。

1月31日、火曜日。
睦月を、名古屋にある病院へ連れて行った。
ネットで調べて、たくさんのうさ飼いさんが推薦していたところ。
そして、信頼している友達が二人も勧めてくれたところ。
ここからは2時間ほど。移動に慣れている睦月でも、
さすがに今の状態では疲れちゃったみたい。
でも、帰りの車の中でペレットを食べてくれたのは睦月らしかった。

前日に電話で先生とお話していたので、だいたいのことは伝わっている。
アメリカの先生に頂いた睦月のカルテを見せた。
3cmくらいある分厚いカルテに、丁寧に目を通す先生。
睦月に今まで投与してきた抗生剤の種類と期間に、かなり驚いていた。
アメリカの先生は、確かに薬を使うことが多かったし
うさぎに安全な抗生剤としては、日本ではまだあまり知られていないものも使っていた。
睦月はずっと外耳炎を患っていて、2年間くらい抗生剤の治療をしていた。
耳洗浄、点耳薬、飲み薬、注射…だけどある一定以上には改善されなかった。
それでも、やめてしまうと悪化するので、
症状が進行して内耳炎になり、やがて膿瘍や斜頚になることを恐れて
先生もわたしも、薬をやめたり減らしたりすることができなかった。
膿瘍ができてしまえば、脳に近い部分なので
治療することは不可能だろう…とも言われていたから。
帰国して、手に入らなくなった薬もあるため
睦月の外耳炎の治療は点耳薬だけになったけど、
ときおりにおいがしてくる程度で、ぱっと見それ以上ひどくはならなかった。
わたしも、ずっと抗生剤を飲ませ続けることに本当は不安を抱いていたから
それ以上悪化しないのであれば、点耳薬で現状維持できたら…と思っていた。

でも睦月は、斜頚になってしまった。

誰もが、一番の原因として内耳炎を疑ったし、
わたしは、薬を減らしたせいかもしれないと自分を責めた。
この辺りの病院では、麻酔なしでレントゲンは撮れなかったので
今度の病院で無麻酔でレントゲンを撮ってもらったとき
内耳に異常が見られなかったことには正直驚いた。
もしかしたら、レントゲンでは分からないくらいの異常はあるかもしれない。
でもその程度であれば、今の睦月の症状を引き起こすとは考えにくい。
新しい先生は、この時点でスッパリと原因候補から内耳炎を除外した。
それは、これまで抗生剤が効かなかったことも大きな理由。
やはりEzの可能性が高いということで、治療を始めることになった。

睦月の症状が初めて現れたのが、1月16日。
Ezの治療としてフェンベンダゾールを飲ませ始めたのが、1月28日。
それまでに抗生剤やステロイドの治療をしていたとはいえ、
原因がEzならば、投薬を始めるのが遅すぎた。
最初は抗生剤が効かなければEzの治療を…と思っていたけど、それじゃダメだったんだ。
レントゲンや血液検査、MRIをもってしても原因を特定することがほぼ不可能なら
待たず迷わず、あらゆる可能性を考慮した治療をするべきだった。
今回処方されたのは、フェバンテルという成分のEzの薬。
ST合剤(Sulfamethoxazole/Trimetoprim)という抗生剤。そしてサプリ的に、ビタミン剤。
先に血液検査をして、肝機能障害がないことを確認する。
4週間の投薬。それ以上してもあまり意味はないらしい。
2週間目に一度、様子を見てもらう。また血液検査もした方がいいね。

レントゲンは、頭部のみと、全身(横)を撮ってもらった。
ローリングが激しい場合、知らずに背骨を傷めてることがあるそうだけど
睦月は今のところ大丈夫だった。これからも気をつけなくちゃ!
出発前にたくさん食べさせておいたためか、胃は膨れていたけど
腸内に結構ガスが見られた。食べてるのに●が小さいのはこのせいかな?
運動してないから、しょうがないか…マッサージで対処しなくちゃね。
もうひとつ指摘されたのが、頭蓋骨の薄さと形状だった。
通常、レントゲンにはくっきりと白い線で写る頭蓋骨。
睦月の場合、その線が細くてスカスカだった。
そして他のうさぎの頭蓋骨レントゲン写真と見比べてみて、頭頂がガタガタしていた。
今回の血中カルシウム値は正常範囲内だったけど、以前はかなり低かったため
もう少しカルシウムを摂取してもいいのでは、とのことだった。
睦月は以前カルシウム尿が多くて心配したことがあったけど
どんなに検査してもカルシウムがたくさん出ること以外異常は見られなくて、
結局、摂取するカルシウムをうまく吸収できず、排出してしまうのでは…ということになった。
1年半ほど前撮った、頭部のレントゲン写真を見てみると(メールでもらったの)
頭蓋骨の線の細さに変わりはないけれど、形はスムーズだった。一体…
次回病院に行くときに、プリントアウトして持って行こうと思う。

これで全部かな? 病院での出来事…
先生は、治療を始めるのが遅かったため、後遺症が残るだろうと仰った。
「自力で食べられて、這って動けて、行きたいときにトイレに行ける」
その程度を最低目標としてがんばりましょう、って。
それはとてもショックなことで、何よりもすぐに適切な治療をしなかったことが悔しい。
もっと早くこの病院に連れてきていれば…
もっと勉強して、無理にでも数種類の薬の併用をお願いしていれば…
もしかしたら睦月は、ローリングする前に回復していたかもしれない。
こんなに首が曲がらなかったかもしれない。
でも…言い訳になるようで本当はこんなこと言うの好きじゃないけど
起こったことを悔やんでもしょうがない、これからできることを考えなければ。
先生も仰っていた 「うさぎは悲観的になんかならない」
どんな状況になっても、以前と比べて落ち込むのではなく
ただただひたむきに、一生懸命生きている。人間を責めたりもせずに。
だけどそういう風に思うには、やっぱり罪悪感を持たずにはいられない。
こんな後悔だけはしたくないと思っていたけれど…
その分可能な限りの治療をして、先生がビックリするくらいにまで回復させたい。
きっとがんばれるよね。