思うこと色々

少し前までは、動いてしまうとローリングするから
動けないよう、小さなキャリーに入れて
隙間をタオルでぎゅうぎゅうに埋めていた。
それでもふとした拍子に回ろうとして、だけどそんなにスペースがないので
結局回りきれず、仰向けのまま停止してしまう調子。
そんなのが30分に1回はあったから、目を離せなかった。
仰向けのまま放っておくわけにはいかないしね。

病院のあと、なんとなくもう少しゆとりのある場所の方がいいような気がして
みかん箱に移してみた。内側をスポンジで囲って。
下には、低反発のウレタンマットとふかふかのマットを敷いた。
睦月はこれが気に入ったのか、すごく落ち着いて見える。
回る回数もぐっと減ったし、まっすぐ座るようになった。
環境の変化か、薬の効果かは分からないけれど。

筋力がこれ以上落ちないように、マッサージをしている。友達が丁寧に教えてくれた方法。
睦月にはまだ反射等が残っているので、思ったよりいい状態かもしれない。
ずっと同じ格好でいると、人間でも痺れたり疲れたりする。
睦月もときどき抱っこして、色んな体勢をとらせるようにしている。
まっすぐに座れるようになったので、睦月もだいぶ楽になったと思う。
昨日はゴロンとくつろぐ姿も見られた。音がしたので覗きこんだら、起き上がってしまったけれど。
人が覗くと、なでてほしいのかすぐに顔を上げてこちらを見る睦月。
なでるとぺったんこになる…けど、曲がっているので横に倒れる形になってしまう。
そしてそのまま起き上がれないので、一回転して元のように座るのだ。
ん~~いいのかなぁ? でもなでてほしいっていうし…
ま、多少回っても 自分で止まるようなら大丈夫って先生が仰ってたから。

今回の先生は、前回とは違う意味で薬の多用を避けたがる。
前回は副作用が怖くて使う勇気がないって感じがしてたけど
今の先生は 単に必要ないから、この程度なら自力で治してもらおうって感じ。
あのくらい腸内ガスが多ければ、多分たいていの獣医さんは整腸剤を処方すると思う。
でも今度の先生は、食べて出してるんだからなんとかがんばらせてね、って。
牧草をもっと食べさせて、おなかが動くようにマッサージして…
自分たち(睦月とわたし)でなんとかしなさいって言う風だった。
外耳炎に関しても、この程度の耳垢や膿なら放っておいた方がいいらしい。
今は毛づくろいができなくて、覗けば耳垢が見えるくらい多いときもあるのに
治療はもちろんのこと、耳掃除もしなくていいよって。
耳の穴がふさがってしまうようなら必要だけど、そうじゃなければ触らなくていいって。
これまでの外耳炎の長い治療も、先生に言わせると必要なかったらしい。
黄色ブドウ球菌なんて、健康なうさぎの耳垢を調べても見つかるし
睦月の場合においもしていたから、通常よりは菌が多かったのかもしれないけど
それでも一定期間抗生剤を使って、ある程度までしか改善されなかったのなら
投薬をやめてもある程度までしか悪化しない、心配要らないって…
現に帰国後、点耳薬以外の治療をやめてしまってからも
心配していたほど悪い状態にはならなかった。今回も内耳炎が原因ではなかったし…
無駄な治療を続けていたのかな?
でもアメリカのドクターの言い分も分かるし、納得の上だったんだけど。
どちらが正しいのかなんてきっと分からないんだろう。
結果的に睦月は治療なしでも大丈夫だったかもしれないけれど、
それが他のうさぎにも当てはまるとは限らない。

わたしはこれまで、他のうさぎさんのHPを見ているときに
闘病中に飼い主さんが「完治しなくてもいい、後遺症が残ってもいい」って言うのを
理解できなかった。やっぱり元通りになってほしいんじゃない?って思った。
でも今回初めて、その気持ちがよく分かった。
もちろん、病気なんかなかったように元通りの睦月になってくれたらそれが一番の理想。
だけど、日常生活に支障がなくて、好きなときに好きなことをできるのなら
多少首の傾きが残っても、ときどきはふらついてしまっても、構わないと思うようになった。

そしてもうひとつ、これまでの自分と違うと思うのが、
「原因を特定できなくても構わない」と思うこと。
原因が分からなければ効果的な治療はできないし、
再発を防ぐことも難しいから、できるならつきとめたいけれど
睦月が元気になるのなら、もう原因なんか分からなくてもいいとさえ思う。
カルシウム尿のときも、外耳炎のときも、一刻を争う状態ではなかったから
のんびりと原因究明に時間と労力を費やすことができたんだろうな。
それももちろん大事なこととは思うけれど。

今回睦月が病気になって、思うことや発見したことがいくつもある。
反省点もたくさんある。これらを忘れないようにしたい。
これからもっと睦月を守っていけるように、できるところは改善していかなくちゃ。

元気になってきた睦月。もうだいぶ安心して見ていられる。
まだ歩けないけれど、きっと良くなると信じている。
いっぱい食べて、ゆっくり休んで、早くまた遊べるようになろうね。