チェックアップ

0602-5
帰りの車内で。


本格的に治療を始めて2週目。
チェックアップに行ってきた。
相変わらず自信に満ち溢れた無駄のない診察。
ただ、この先生のクセなんだろうけど
ポンポンポンと話を進めていくので
急いでるのかな~と思ってしまう。
それで1回目は聞き逃したこともあったけど
今回は、他に患者さんもいなかったし
午前の診察時間はまだ十分残っていたし
気にせずに聞きたいことを思う存分質問してきた。
そうしたら、意外とひとつひとつに丁寧に答えてくれる。
な~んだ、アメリカでお世話になってたドクターと同じ。
ちゃっちゃと要領よく診察するから急いでるように見えるだけで
質問すれば細かいところまで説明してくれる。
ただ先生の話と話の合間をよく見極めて、すかさず入り込まないといけない。
なかなか難しい…でも今日は聞きたかったことをすべて聞いてきたので、満足。

キャリーの中の睦月を見て先生が一言:「ずいぶん良くなったねー!」
診察台の上に乗せてまた一言:「正直ここまで回復するとは思わなかった」
睦月がまっすぐに立って(座って)、ローリングしないことが驚きだったらしい。
前回は、ぎゅぅっと押さえ込んでいないと回り続けてしまっていたものね。
「最初に連れてきたとき、すでに症状がかなり進行していて慢性化していたから
これほどまでに回復することはないと思っていた」
「自分の身の回りのこと(トイレや毛づくろい等)をできるようになるのが精一杯かと…
飼い主さんが現実を見てガッカリしないかと気にしていた」
などなど、先生もビックリの回復ぶり♪
もっとまっすぐに近くなるかもしれないと、うれしいお言葉もいただきました~

体重は2.25kg。家でも量ってたけれど、なかなか増えない。
でも減ってないからいいでしょう、って言ってもらえた。
気になっていた目を見てもらう。薬液を垂らして確認すると、表面に細かい傷が。
ローリングの際こすってしまったんだろうって。
他に、肉眼で見える傷(凹み)や、黒目のふちの白い線が気がかりだったんだけど
それらは古いもので、今すぐどうこうって心配することはないらしい。
瞳孔反射も以前よりあるし、反応がいいので、ちゃんと見えていると思うって!
前回いただいた抗生剤の目薬にプラスして、もうひとつ消炎剤の目薬を使うことになった。

お薬が色々とあるので、それぞれの成分名を書いてもらうことにした。
(ネットで公表もしているのでだいたいは分かってたけど)
通常Ezの治療薬としてはフェンベンダゾールを使う先生が多いけれど
この先生はあえてフェバンテルを使うことにしている。
(正確にはドロンタールという駆虫剤。その中にフェバンテルも含まれている。
フェバンテルは体内でフェンベンダゾール、オキシフェンダゾール他に変化する)
アメリカのドクターがその理由を知りたがっていたし、わたしも気になるので聞いてみた。
フェンベンダゾールは、日本ではもともとフグや家畜などに使われるもの。
うさぎのEz対策のためには、1回の投薬量がかなり多くなるらしく、負担が大きい。
その点フェバンテルは少量で、しかもフェンベンより強い駆虫作用が期待できるそうな。
ただこれはドロンタールという犬猫の駆虫剤に含まれている成分で
(それ単独ではないのかな? 聞き忘れた…)
他の獣医さんで使いたがる人はいないらしい。検索しても他に引っかからないんだよね…
抗生剤として処方されてるST合剤もそうだけど、うさぎに使うものとしては
他の獣医さんが躊躇するようなものを、この先生は使用する。
でもそれは知識と経験があるから。症例をこなしているから。
この方法でたくさんのうさぎを治療してきて、副作用で肝機能障害が出たのはたった1匹だそうな。
うさぎの薬は難しいから、安全と分かってるものだけを使いたがる気持ちも理解できる。
それ以上の薬が必要なときにそれを見極めることができて
使った経験があり、自信がある先生というのは やはり少ないのかもしれない…
必要だとこちらが分かっても、経験と自信のない先生に頼んで処方してもらうのは不安が残る。
連れて行ける範囲にこの先生がいることは、ものすごく幸運だったのだと思う。

血液検査の結果は、明日以降にまた連絡してもらう。
今回は、また同じ薬をいただいてきた。2週間後に再チェック。
Ezの治療としては、それで終了になる。でもビタミン剤は続けてもいいらしい。
1年以上飲ませて、ゆっくりと回復していくケースも多いそうで、
傾きの治療として、サプリ的に使用していくことになると思う。

行きの車内ではペレットを数粒食べただけで、他は拒否されたのに
帰りはペレットはもちろん、乾燥たんぽぽ葉も牧草もりんごもバクバク食べる。
病院が終わったって分かるのかな、と思うとおかしかった。
キャリーの中でホリホリしまくるので、抱っこして一緒に寝ていた。
しばらくしてキャリーに戻したら、後ろ足を投げ出してくつろいでしまった。
今日は車内が暑かったせいもあると思うけど、なんだかものすごーくたくましい。
大きな病気に勝って、これ以上怖いものなんてないぞ~なんでも来いって気持ちだろか??
病気になる前は、車内では絶対に食べなかったのにね。

また長くなっちゃった…
何度も意識が飛んでってるので、この辺にしておこう。
たくさん心配&応援のお言葉をありがとうございます。
また後日、お返事させていただきますね。